これから理学療法士になる人や、理学療法士として働いている人は、理学療法士の平均年収は気になると思います。
この記事では、理学療法士の平均年収を紹介し、これから年収が上がるのかまで解説していきます。
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目次
理学療法士の平均年収は406万円

早速紹介しますが、タイトルの通り
理学療法士の平均年収は406万円です。
参考:厚生労働省HPより
作業療法士や言語聴覚士もほぼ同じ水準です。
理学療法士の平均年収は間違いなく下がっていく

残念ながら理学療法士の平均年収は下がっていきます。
理由は2つあります。
まずは、理学療法士の収入源である、診療報酬や介護報酬が年々下がっていくことです。
これらの報酬を元に、理学療法士の給料は変動するので、報酬が下がるのは当然の流れです。
給料が下がるのを食い止めるには、診療報酬、介護報酬が下がることを止めるしかありません。
もう一つの理由は理学療法士の需要が少なくなっていくことです。
年々、理学療法士の数は増えており、それに伴い需要が少なくなってきます。
情報元は厚生労働省の統計です。
この統計を要約すると、2040年には必要とされる理学療法士と作業療法士の人数(需要)に対して、
理学療法士と作業療法士の総人数(供給)は1.5倍になるとされています。
需要に対する供給が約1.5倍です。
供給が需要を上回るのはもっと早い約10年後になります。
需要が少なくなると、得られる給料が少なくなるのは仕方ないことです。
これらの理由から理学療法士の平均年収が下がってくることはほぼ間違いないと考えられます。
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理学療法士の平均年収は下がるが、自分の年収を上げることは可能

理学療法士の平均年収は下がりますが、行動次第では自分の年収を上げることは可能です。
方法としては2つあります。
- 処遇改善加算を算定している職場で働く
- 副業で収入を上げる
こんなところです。
処遇改善加算を算定している職場で働く
以下の表を見てください。

引用元:処遇改善加算の状況などについて
この統計によると、
介護職員処遇改善加算を導入している法人、事業所に勤務する作業療法士や理学療法士、言語聴覚士の給料は月額平均で
約9千円上がっているとの統計が発表されています。
なので処遇改善加算Ⅰを算定している法人で働く理学療法士の平均年収は約11万円は向上しそうです。
参考リンク⇒⇒【処遇改善加算とは】給料がいくら上がるか解説します
なので介護職員処遇改善加算Ⅰを算定している法人事業所で働くことで、
年収を上げることが出来そうです。
介護職員処遇改善加算を算定している法人、事業所はリハビリの求人転職エージェントを利用すれば簡単にみつかります。
よければやってみてください。
副業で収入を上げる
理学療法士の間で人気の副業は、非常勤で働くことや、youtubeやブログなどのネット副業。
副業とは少し違うかもしれませんが、講師活動も人気です。
非常勤とは、休日などの空き時間に、本業と別の企業に勤め収入を得ることです。
おそらく、やっている人が一番多い副業が非常勤だと思います。
先に紹介した求人転職サイトでは非常勤の働き先を見つけるのにも役立つので便利です。
youtubeやブログなどのネット副業も人気です。
理学療法士の専門性を活かしやすい分野なのでおすすめです。
また、他の副業と比べ、自分が好きな時間でいつでもできる事も大きなメリットです。
非常勤のように、すぐに収入を得ることはできませんが、非常に伸びしろのある副業です。
言うまでもないですが、youtubeやブログで月に1千万以上の収入を得る人は少なくないです。
さすがに1千万円はハードルが高いですけど、
月に数万円であれば継続することで得られる金額です。
結論:理学療法士の平均年収は下がるので行動するべき
理学療法士の平均年収が下がっていく流れを止めるのは非常に難しいです。
なので、自らの行動で収入を増やすのが一番です。
ここまでで紹介したような、処遇改善加算の手当を貰う方法でも良いですし、
何らかの副業で収入を増やすこともできます。
本業に力を入れ収入を増やすこともできます。
参考リンク:作業療法士の安い給料を年収550万円まで上げた方法
どの方法でも、共通するのは、楽して稼ぐことは出来ないということです。
行動あるのみです。がんばりましょう。
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