作業療法士

作業療法士の実習内容や実習が辛い理由、乗り越える方法を紹介します

投稿日:7月 10, 2019 更新日:

作業療法士になるためには必ず実習をします。例外はありません。

今回は作業療法士の実習の紹介や、経験を基に作業療法士の実習に関するアドバイスもしていきます。

これから作業療法士を目指す方や、実習へ行く学生、実習中の学生さんは参考にしてみてください

作業療法士になるまでの過程は以下にまとめてあります。こちらも参考にしてみてください。

【作業療法士になるには】おすすめのルートを比較して紹介

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実習の目的について

そもそも実習は何のためにあるのでしょうか。

答えは簡単です。

学校の講義で学んだことを実践したり、講義では得られない現場の経験を積むことで、資格を得た後に作業療法士の即戦力として現場へ出る為にあります。

実習の種類と期間について

作業療法士の実習は何種類かあります。実習によって期間も異なります。

  • 見学実習(臨床実習Ⅰ)
  • 評価実習(臨床実習Ⅱ)
  • 総合実習もしくは長期実習(臨床実習Ⅲ)

この3つに分けられます。

見学実習

作業療法士の見学実習は1年次に行います。1週間程度かけて病院や施設などの現場を見学します。

見学がメインです。

1年間で学んだことを思い返しながら見学しましょう。現時点での学生が知識も経験も浅いことは分かっているので、実習の指導者は優しくしてくれます。そんなに力まずに臨みましょう。

評価実習

評価実習は2、3年次に行います。2週間の実習を2回程度行います。

この実習から学生は患者さんや利用者さんと直接関わるようになり、検査や評価をします。実習の指導者から指導を受け、経験を積んでいきます。ある程度覚悟を決めていきましょう。

総合実習

最後は総合実習もしくは長期実習と呼ばれる、8週から10週の実習を2回程度行います。

学生は担当の患者さんを受け持ちます。そして評価やリハビリを実施します。

これまでの総決算です。学校で学んだ知識や現場で得た経験を生かして実習に臨みます。事前に再復習は欠かせません。心して臨みましょう。

また、この実習では知識以外にも必要なものがあります。これは後述しますね。

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実習の内容

ここでは8~10週間に渡る総合実習、長期実習の内容や流れを紹介します。

1~3週目:初期評価

実習が始まり、担当する患者さんが決まったら、その方の評価や検査を行います。その情報をまとめ、問題点を挙げ、問題を解消する方法を考えていき。レポートに書いていきます。

実習指導者にレポートなどをみてもらいながら、問題点を解消する方法についての検討を繰り返していきます。このレポートが結構大変です。

レポートに関しては以下の記事が参考になると思います。

作業療法士の実習レポートがスラスラ書けるようになる方法

4~7週目:リハビリの実施

実際に問題点を解消するための方法が決まったらリハビリを実践していきます。

実践しながら、リハビリの内容を見直したりします。経過を観察したりします。

8~10週目:最終評価

リハビリを実践した結果を検査し、問題を解消する方法の見直しや今後の方針を決めていきます。

実習施設ごとに細かな違いはありますが、だいたいこんなものだと思ってください。

実習は何故辛い?

作業療法士の実習は大変、辛いという意見をよく聞きます。

事実。僕も実習を終えてみて、大変だったし、辛かったと思いました。

作業療法士の実習が辛い理由をまとめてみました。

  • 気を遣う
  • 人間関係
  • 体力が必要
  • 実習の環境

ざっとこんなところです。詳しく解説しますね。

実習指導者との上下関係で気を遣います。そして、指導者や周りの療法士とは長期間のつきあいになります。なので専門知識以外に社会性などの人間関係を構築する能力が求められます。これが結構大変です。

また、長期間の実習なので体力勝負の面もあります。実習先によっては課題が多く睡眠時間が確保できない場合もあります。

最後に実習の施設や指導者などの環境が要因となります。実習施設が慣れない土地であったりするとそれだけで大変です。

そして実習指導者次第で大変な実習になる場合もあります。

実習指導者は臨床のプロですが、教育者のプロではありません。

なので行き過ぎた指導や、学生に精神的な負担となる指導を取ってしまう場合もあります。

これがエスカレートして、パワハラなどの問題になったりもしています。

作業療法士の実習が辛い理由の詳しい解説はこんなところです。

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作業療法士の実習は今後、楽になる?

作業療法士の実習は辛いと書いてきましたが、今後は楽になると言われています。

そもそも作業療法士の実習の在り方は問題視されていました。

実習指導者の厳しい指導やパワハラ。色々とニュースになる機会があったからです。

なので、実習指導者にあたる人間の教育者としての質を底上げしようという動きが始まっています。

令和2年度以降は、指定の講習を修了した人でないと臨床実習指導者にあたれない方向性になっています。

なので今後の実習指導者の教育者としての質が向上していく事に期待できるという訳です。

実習の負担を軽減しようという動きは養成施設側にもみられています。

実習の課題を減らす呼びかけや、実習時間の管理の徹底などの動きを見せているそうです。

すべて、実習をより良くするためのものです。

まとめ

作業療法士の実習について、目的や内容などをまとめました。

実習は、やはり辛いです。

徐々に改善されていますが、今でも実習が辛いという学生は多いです。

しかし、実習まで沢山の時間とお金を消費したと思います。

何より沢山の人から支援してもらってきたと思います。

これらを棒に振るのは勿体ないです。

絶対に乗り越えましょう。

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