これから作業療法士になる人は、作業療法士の学校に入るまでの難易度や
資格をとる難易度というものが気になると思います。
偏差値は難易度を判断するために役立つ基準となります。
なので、この記事では作業療法士に関する偏差値についていくつかまとめていきます。
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目次
作業療法士養成校の偏差値は?

作業療法士養成校と言っても多種多様です。
- 国公立大学
- 私立大学
- 専門学校
大きく分ければこの3つになると思います。
それぞれ紹介していきます。
養成校によって作業療法士になるための学部の名前は異なりますが、この記事では、作業療法学科で統一させていただきます。
国公立大学の作業療法学科偏差値
国公立大学の作業療法士を養成する学科の偏差値を紹介していきます。
最も偏差値が高いのは、
京都大学の64になります。
恐ろしく高いですね。
反対に偏差値が最も低いのは、
公立で山形県立大学の48になります。
国立大学の場合は秋田大学が50です。
結論としては、国公立大学の偏差値は64〜48になります。
偏差値の差は16ですね。
私立大学の作業療法学科偏差値
私立大学の作業療法士を養成する学科の偏差値を紹介していきます。
最も高いのは佛教大学の50です。
最も低い養成校は偏差値35で、東京医療学院大学など全国に11校あります。
結論として、私立大学の偏差値は50~35になります。
専門学校の作業療法学科偏差値
作業療法士を養成する専門学校にも偏差値があります。
ですが、大学とは偏差値をつけるための基準と異なる上。
専門学校ごとの推薦制度や合格基準もバラツキが多いため、
この記事では割愛させていただきます。
ここまでの情報元はこちら
国公立大学で作業療法士を目指すなら偏差値を気にするべき

養成校の偏差値に関する結論になりますが、
国公立大学で作業療法士を目指すなら偏差値を気にするべきだと思います。
そうでないなら、特に気にする必要は無いと思います。
なぜならば、偏差値の低い私立大学や、専門学校であれば
言い方は悪いですが、誰でも合格できるからです。
高校を卒業し、社会的信用がある方なら問題なく合格できます。
もちろん誰でも入れる養成校では、デメリットもあります。
学費が国公立と比べ高い面や、学ぶ環境の違いなどです。
私は基本的に、国立大学をオススメしています。
国立大学から作業療法士になるのであれば、偏差値は充分に意識して、学校を選び対策する必要があります。
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作業療法士資格の偏差値は?

資格毎の偏差値というものを設定しているサイトがあります。
データを基に個人が作成しているものなので大学の偏差値ほど確実なものではないかもしれませんが。参考になります。
リンク:資格難易度ランキング
このサイトでは作業療法士の資格の偏差値は41となっています。
他の医療福祉系の偏差値は以下のようになっています。
医師:75
歯科医師:64
薬剤師:63
社会福祉士:57
ケアマネジャー:49
言語聴覚士:49
臨床心理士:49
介護福祉士:45
福祉住環境コーディネーター2級:45
理学療法士:41
この偏差値をみて、首を傾げる人もいるかもしれませんが。
作業療法士の資格偏差値がそこまで高くない。というのはなんとなく納得できます。
その理由は単純に、作業療法士の国家資格試験がそこまで難易度の高いものではないと考えているからです。
作業療法士の資格偏差値は高くないですが、試験対策は必須です

作業療法士の資格偏差値はそこまで高くないですが、最低でも3カ月は試験対策に取り組む必要はあります。
合格率は例年7割程度になっています。
本気で勉強に取り組んでいる人たちが受験して7割です。
偏差値が低いからといって油断はしないほうが良いと思います。
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結論:国公立大学の偏差値は高いが、作業療法士資格の偏差値は高くない
国公立大学の偏差値は最低でも50~48なので、簡単に合格できるとは言い切れません。
その割に作業療法士の資格試験自体の難易度はそこまで高くないようです。
その分、臨床実習などは苦労します。
繰り返しますが、偏差値が高くないとはいえ、簡単に合格できるものでもないので、試験対策は十分に取り組んでください。