理学療法士や作業療法士の給料は安いと言われています。
現在、診療所や居宅介護居宅介護支援事業所で働いている僕の年収は550万円を超えたので、その方法を全て紹介していきます。
スポンサードサーチ
目次
安い給料を上げる方法

結論から言いますと、行動力を上げました。
行動力を上げ、いくつかの行動をしていきました。
このいくつかの行動を解説します。
理学、作業療法士の平均年収と給料
給料、年収がどれくらい上がったか分かりやすいように理学療法士と作業療法士の平均年収や僕の初任給を紹介します。
理学療法士と作業療法士の平均年収
406万円
平成28年度厚生労働省
月の給料は平均28万円程度のようです。
ちなみに僕の初任給は23万円程度で年収は360万円程度でした。
現在は550万円を超えたので、だいたい200万くらいは年収が上がりました。
では紹介していきます。
スポンサードサーチ
作業療法士が安い給料を年収550万円まで上げた詳しい方法

本題です。長くなるので、最初に要点をまとめさせてもらいます。
☑作業療法士が安い年収を上げた方法
- 新規事業を創設する
- 事業の実績を向上する
- 新規加算を算定する
- 給料の相談をする
行動力を上げてやったことはこれくらいです。
これで年収は360万から550万円まで上がりました。
行動して年収が200万上がるのにかかった期間は4年くらいです。
この通りに行動すれば確実に安い給料は上がっていくと思います。
これを解説させていただきます。
新規事業を創設する
僕の場合は、訪問リハビリ事業を創設しました。
勤務先の診療所では訪問リハビリを行なっていなかったので事務長や院長に相談して、事業計画を作成し創設に至りました。
訪問リハビリ事業所のみなし指定の申請が結構大変でした。
外部リンク⇒⇒訪問リハビリをはじめるための指定要件と手続
もう一つ、事業所を創設しました。
それは居宅介護支援事業所です。この場合は会社側からの依頼で受動的に行いました。
居宅介護支援事業所の創設にはケアマネが必須ですが、僕はケアマネの資格を持っていないので、他事業所から人員配置変えしてもらうのが大変でした。
居宅介護支援事業所創設の依頼を貰えたのは、訪問リハビリを開設した実績を評価してもらえたおかげかと思います。
なので行動すれば、チャンスがこちらへむかって来てくれることもあります。
創設する事業は何でもいいです。自分の職場でやってない事業を創設すればいいです。そうすれば良い評価をしてもらえると思います。
事業創設はインターネットや同僚、自治体の助言通りに行っただけなので、特別な知識はほぼ必要ありません。
行動力さえあれば誰でもできます。
安い給料を上げる方法としては一番簡単です。
事業の実績向上
事業の実績向上は難易度が高いです。
やる事は利用者や他法人の職員(主にケアマネ)より信頼を得ること、ひたすら営業することです。
利用者や他法人の職員より信頼を得る方法は単純です。
質の高いサービスを提供することです。
質の高いサービスを提供するにはそれぞれの専門性を高めるだけでいいと思います。
「質の高いサービス=専門性の高いサービス」なので、それでいいと思います。
信頼さえ得ることができれば、仕事をいただくことができ、実績は向上します。
専門性を高めましょう。
参考リンク⇒⇒作業療法士のスキルアップにつながる3つの資格
次に営業に関してですが、
簡単に言えば他法人の居宅介護支援事業所や病院診療所に訪問リハビリなどを利用してもらえないかと営業して回ります。
これをひたすら繰り返します。
われわれ理学療法士や作業療法士は営業になれていない事が多いと思います。
なので、営業スキルを学んでいかなければなりません。練習も必要です。
本で勉強したり、営業の研修会に参加するのがおすすめです。
そしていざ実践してみると、しんどいです。
他法人とはいえ、日ごろから関わりのある法人であれば、そんなに大変ではありません。
ですが、それだけでは限界があります。実績は伸び悩みます。
なので、面識のない法人にも営業を回らないといけません。
いわゆる飛び込み営業です。
飛び込み営業では門前払いをされます。嫌な顔をされます。あからさまに聞き流されたりします。
辛いです。
営業スキルは理学療法士や作業療法士の得意なフィードバックをすることで向上すると思います。
それを続ければ営業で実績を上げることは必ず出来ます。
実績が向上すれば自然と給料アップにつながります。
参考リンク⇒⇒営業スキルとは何か、スキルを簡単に高める方法
![]() | トップセールスが使いこなす! ?基本にして最高の営業術″総まとめ 営業1年目の教科書 新品価格 |

新規加算の算定
次は新規加算の算定です。
単純な話ですが、新しく加算を算定すれば実績は当然向上します。
僕は主に生活機能向上連携加算の算定を行い、実績を向上させています。
この加算は同法人、他法人問わず算定する事が出来ます。
ただし、他法人の場合は、やはり営業スキルが必要ですね。
この加算は実績向上の結果が数字化しやすく、自分の貢献度が目に見えやすいです。
そして利用者の為に働いているというやりがいも得やすいです。
おすすめです。
参考リンク⇒⇒【生活機能向上連携加算】算定する方法や必要な書式を分かりやすく紹介
加算は他にもたくさんあるので、何でもOKです。
自分が行動しやすいと思った加算から手を付けていいと思います。
やはり、行動あるのみです。
給料の相談
これはおまけみたいなものですが、実績が向上している事は人事部や事務長など給与管理してる方に伝えることも必要です。
ちゃんと面談して伝えてもいいですし、それとなく伝えるのもいいと思います。
僕の場合はちゃんと面談して伝えてます笑
人事の方とは日ごろから仲良くしてると良いかもしれません。
結論
全部大切です。
これらを行う事で僕の給料は上がりました。
必要なのは行動力と営業力と専門性だと思います。
この通りに行動して給料が上がらないならば、職場に問題があると思います。
もし、給料が上がらず不満があれば転職してもいいと思います。
とにかく行動してみることをおすすめします。
人気記事 理学・作業療法士におすすめの求人、転職サイト3選まとめ
安いと言われる理学療法士や作業療法士の給料を上げる方法はシンプルですが、その道のりは中々大変でした。
ですが、給料が上がり、周囲に認めてもらえたことや、理学療法士や作業療法士の平均年収を越えたことは凄く達成感があります。
みなさん、興味があれば是非やってみてください。
一緒に頑張りましょう。