以前の記事でも述べましたが。車椅子で悩む方は非常に多いです。
今回は車椅子に関する相談で多い、車椅子の種類やその選び方。そして気になる価格についても紹介していきます。
車椅子を選ぶ際に悩んでいる一般の方やリハビリ職の方向けの記事になります。
まず車椅子の種類や購入、レンタル価格について紹介します。
車椅子を購入かレンタルするかで迷っている場合は以下の記事を参考にしてみてください。
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目次
車椅子の種類
車椅子の種類について正式な名称はありませんが、一般的に使われる名称で紹介します。
早速紹介していきます。
普通車椅子
価格(相場)
・購入価格:約2万円
・介護保険でのレンタル:月額/約500円
対象者
歩くことは難しいが、普通の椅子やベッドの端に一人で座れるような人が対象になります。
基本、移動時に使います。タイヤについている輪を利用して自走する事も可能です。移動時以外はこまめに普通の椅子へ移ることをおすすめします。
リクライニング車椅子
価格
購入価格:5~10万円
介護保険でのレンタル:月額/約1000円
対象者
寝たきりの人や、椅子に一人で座れない人が対象になります。
リクライニング車椅子に座った後はそのまま、食事を行ったりする事が多いです。
電動車椅子
価格
・購入価格:10万~30万円程度
・介護保険でのレンタル:月額3000~6000円程度
対象者
主に若年層の脊髄損傷者が利用します。
レバーなどを用いて利用者が片手で車椅子を動かすことができます。
製品にもよりますが、繊細な操作を要求されるので若年者向けになります。
車椅子の選び方
車椅子の種類を選ぶには
どの種類の車椅子がどのような方を対象にしているかは上記の通りです。
寝たきりの方に普通車椅子は合いませんし、普通の椅子に座れるような方がリクライニング車椅子を使用していると身体が弱くなる可能性もあります。
なので、車椅子の種類は慎重に選びましょう。
一般の方は上記を参考にリハビリ職の方や、専門業者の方に相談することをおすすめします。
車椅子のサイズ
車椅子の種類を選ぶ方法は分かったと思いますが車椅子を選ぶ際には、そのサイズが身体に合っている事が重要になります。
普通車椅子や電動車椅子で外出する場合は長時間座り続けることもありますし、リクライニング車椅子であれば屋内外問わず、長時間の使用が基本です。
なので身体に合わないサイズの車椅子は想像以上に負担が大きいです
寝たきりの方など、身体の弱い方がサイズの合わない車椅子を使用すると、床ずれ、褥瘡につながるため、非常に危険です。
以上の事から、車椅子のサイズ選びは重要なのです。
その他
上記以外にも、肘掛けや足乗せ(正式名称は違いますが)など、細かな部品を取り外せたり、身体に合わせた微調整を行えたりする車椅子もあります。
必要に応じて選択するのもいいと思いますが、そういった機能がついていると、価格も高くなりますのでそれも踏まえて検討してみましょう。
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まとめ
車椅子の種類とその選び方についてまとめました。
使用者に合った車椅子を選ぶことが最重要になります。
一般の方、リハビリ職の方、専門業者の方々が密に話し合いをして車椅子を選ぶと良いでしょう。
以上で今回の記事を終わります。