将来の進路を介護業界にするか悩んでる人や、別の業界から介護業界へ転職するか悩んでいる人のために介護士の仕事内容や将来性などを紹介していきます。
何かと暗いニュースの目立つ介護士という仕事ですが、将来は明るいです。断言します。
それでは介護士の仕事内容と将来性の紹介に入ります。
スポンサードサーチ
介護士の仕事内容
介護士とは、一般的に病院や施設などの利用者の生活支援を行う職員を指します。
国家資格の介護福祉士もこれに含まれます。
仕事の内容は法律上、こう記されています。
身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護(喀痰吸引その他のその者が日常生活を営むのに必要な行為であって、医師の指示の下に行われるもの〈厚生労働省令で定めるものに限る。以下「喀痰吸引等」という。〉を含む。)を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする(法第2条2項)。
社会福祉士及び介護福祉士法
ちょっと分かりにくいですね。
分かりやすくしますと、病院や施設の現場では、食事や排泄、入浴や整容、着替えの支援。歩行や車椅子など移動の支援を主に行います。
歯磨きなどの口腔ケアも行いますが、施設によっては歯科衛生士が担当することもあります。
その他、研修を受けたり医師の指示を受けることで、たん吸引などより専門的な業務を行えます。
訪問介護の分野になると、上記以外に、買い物や掃除など幅広い活躍が可能です。
介護士になるには
結論を言いますと、介護士になるには資格は必要ありません。
現在、人手不足に悩んでいる業界ですので社会的信頼のある人なら面接を受ければ、問題なく就職できます。
介護福祉士の肩書きを得る為には、国家資格を取得する必要があります。
そして介護福祉士は資格手当が貰えますので資格を持ってない介護士より賃金が高いです。
介護福祉士の賃金が高い理由を簡単に言うと、介護福祉士が配属する事で施設の収入が増えるからです。
なので、介護福祉士の資格は積極的に取りましょう。デメリットはありませんから。
スポンサードサーチ
介護福祉士になるには
介護福祉士になるには、資格を取らなければいけません。その資格を取る方法を解説します。
1,進学
まず進学し、受験資格を得る方法です。
福祉系の高校、専門学校や大学など進学での選択肢は多いです。
メリットとしては、学業のみに集中できるので、身体的精神的負担が少ないことです。
デメリットはやはり学費です。また、普通の高校大学と違い、潰しが効かないこともデメリットになるかもしれません。
あと就職後の理想と現実のギャップに悩む人も多く見かけます。
2,就職
次に介護施設等で働きながら受験資格を得る方法です。
この場合、現場での実務経験3年以上、かつ実務者研修修了者に受験資格が得られます。
メリットはやはり学費が不要なこと。あくまで職場次第ですが、試験対策の講義や実務者研修の費用を無償で受けさせてくれることが多いこと。現場の空気を肌で感じで学ぶことができること。
デメリットは働きながら勉強すること自体に負担が大きいこと。
進学と就職どちらがいいのか
介護福祉士の資格を取る為に進学か就職か悩むかと思いますが、僕は就職で受験資格を得ることを勧めます。
今は介護福祉士を求める介護施設が多いので研修や試験対策を無償で行ってくれることが多いです。
働きながら資格を取るのは大変ですが、僕の周りで介護福祉士を取るのに挫折した人はまだ居ないので覚悟を決めれば何とかなると思います。
なので、介護福祉士になるには就職で資格を取得する事を勧めます。
人気記事 介護士におすすめの求人・転職サイト3選介護士の将来性について
記事タイトルの通り、介護士は高い将来性のある職業だと断言できます。その理由を解説していきます。
これまでは月の収入が総支給20万円程度だったため低賃金といわれる時代もありました。
しかし、現在では介護の人材不足を解消するために施行された処遇改善加算の手当のおかげで最高3万7千円の月収アップが見込めるようになりました。
処遇改善加算については以下を参考にしてみてください。
更に、2019年10月より新設予定の特定処遇改善加算では、勤続10年以上の介護福祉士が月収8万円以上の向上、もしくは年収440万円を得られるようになります。
年収440万円は、僕達、リハビリ職の平均年収より遥かに高いです。
凄いですよね。
スポンサードサーチ
まとめ
介護士になるにはどうすればいいかまとめてきました。
介護士に対して重労働であることや給料の低いイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
確かに仕事の内容はハードだと思います。
僕の周りでもハードだという意見はあります。でもそんな中にやりがいを見つける人は多いですし、何より給料がどんどん上がっていく職業です。
更に、いま政府から最も大切にされている職業でもあります。なので現在、医療介護業界で最も高い将来性のある仕事と言えます。
介護士への進路で悩んでいる学生や、他業界から転職するかで悩んでいる人には、非常におすすめできる仕事だといえます。
人気記事 介護士におすすめの求人・転職サイト3選
[…] 参考:【介護士とは】将来性のある仕事です […]