腰痛で悩む介護士、介護福祉士の方は非常に多いです。
今回は 腰痛の原因や腰痛の改善方法を分かりやすくまとめていきます。

腰痛に悩む介護士さん「腰痛がつらくて仕事にならない。腰痛を改善する方法や、仕事ができるようになる方法はないだろうか」
こんな悩みを解決する方法を紹介します。
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はじめに

腰痛は社会問題です。
厚生労働省が発表した平成30年業務上疾病発生状況によると
全業界で、腰痛により4日以上休業した件数は5,016件あったそうです。
これは休業した総数の約6割です。
そして、介護士などの保健衛生業界のみだと約8割が腰痛によるものだそうです。
外部リンク:厚生労働省HP
介護士の腰痛の原因

大きく分けて2種類あります
身体的要因と精神的要因です。
身体的要因
- 利用者を抱えることが多い
- 腰をかがめる中腰になることが多い
などがあげられます。
移乗、トランスファーを行うときや、排泄介助を行うときなど、利用者を抱えることで腰に負担がかかり腰痛につながります。
また、更衣や入浴介助、口腔ケアの時間など、腰をかがめ、中腰の姿勢になり腰を痛めることも多いようです。
精神的要因
近年では精神的要因で腰痛が起きていると言われるようになりました。
要するに、ストレスが腰痛につながっているというこどです。
人間関係のストレスや業務の負担がストレスとなり、腰痛につながっているようです。
これを専門用語で「身体化」といいます。
腰痛以外にもめまい、頭痛、肩こりなどさまざまな症状が現れます。
そして、腰はもう治らないのではないか。腰が悪いから、腰を必要以上に大事にしなければならない。
こういった思考を持ってしまい、余計に腰が悪くなってしまうという
悪循環を引き起こすこともあると報告されています。
この報告を詳しく解説した外部リンクを貼っておきます。
外部リンク:保健指導リソースガイド
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介護士の腰痛問題を解決する方法

介護士が腰痛を改善し、問題を解決する方法は以下になります。
- 腰の負担を減らす
- ストレスを無くす
- 働き方を変える
大きく分けてこの3つです。
腰の負担を減らす
腰の負担を減らす方法はいくつかあります。
一番基本的なのは、腰のサポーターを利用することです。
昔ながらのシンプルな方法ですが、効果は大きいです。
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また、介護士を補助する道具や機械を使う方法があります。
例えばスライディングボードやスライディングシート入浴用リフトや移動式リフトを使用する事。
ロボットスーツHALのような最新機械を使う方法があります。
いずれも腰痛予防、改善につながる道具です。
今は介護を補助する道具や機械を使う事が一般的になっているので、どんどん活用しましょう。
介護士の仕事を補助する道具や機械が職場に用意されていないのであれば、用意してくれる職場に就職するのもアリですね。
ストレスを無くす
先述した通り精神的要因が腰痛を引き起こすこともあります。
なので、ストレスの要因を分析してストレスを解消する事。
適度な運動をして、ストレスを解消する事。
睡眠時間を十分に確保する事。
などを行い、ストレスを解消するのがいいと思います。
どうしても根本的なストレスの原因を取り除けないのであれば、仕事を辞めてしまうのも選択肢に入れていいと思います。
とにかく、ストレスとよく向き合う事が大切です。
働き方を変える
働き方を変えるとは、腰痛につながる働き方を辞めることです。
例えば、デイサービスは他の介護保険サービスと比較して介護度の低い方が多いです。
つまり、抱えたり、動作を手伝う頻度が少ない分、腰への負担も少なくなります。
他には、人間関係など、ストレスのある職場を離れるのもアリだと思います。
あとは、腰の負担を軽減してくれる道具や機械を用意してくれる職場で働くなどです。
異動したり、転職したりすることで働き方を変えることができます。
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腰痛の改善、腰痛問題を解決する方法は以上です。
とにかく、腰痛の原因を見つけることが大切です。
腰痛は本当につらいのです。つらいとは思いますが、
よく考えて、腰痛改善に向け行動してみてはいかがでしょうか。
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