介護

介護職の給料が安いという訴えは何故無くならないのか

投稿日:9月 18, 2019 更新日:

介護職は処遇改善が進み平均的な給料は確実に上がっています。

それなのに介護職の給料が安いという意見はなくなっていません。

この理由を分析していきます。

スポンサードサーチ

介護職の給料は安い?


まずは厚生労働省の統計を基に、介護職の平均給与を確認してみましょう。

厚生労働省HPより引用

介護職の給料は年々上がっており、月給平均は30万円を超えています

この額は決して安い金額ではないです。

では、なぜ給料が安いという訴えが多いのか分析していきます。


介護職の給料が安いという訴えはなぜ多い?


  • 手当が少ない場合がある
  • 介護職員処遇改善加算の手当が少ない
  • ボーナスが少ない

このような原因で給料が平均より安くなると考えられます。

それぞれ解説します。

手当が少ない場合がある

介護職の基本給の金額はそこまで高くないですが、基本給に付与される手当が高いです

主に介護職員処遇改善手当、夜勤手当、資格手当の金額が高いです。

ですが、職場によってはこれら手当の金額が低い、もしくは全く貰えない場合もあります。

例えば夜勤手当の金額が相場(5千円以上)より著しく低かったり、

介護職員処遇改善手当が貰えない職場だったり、

介護福祉士などの資格手当が貰えない職場があります。

介護職員処遇改善加算による手当が貰えない介護施設は全体の1割、存在するようです。

自分の給料が安いと感じる場合はこれらの点を確認して改善してみてはいかがでしょうか。

介護職員処遇改善加算の手当が少ない

介護職員処遇改善加算は介護職の給料を向上させる手当を付与するためのものです。

介護職員処遇改善加算の手当が少ない場合も平均より給料が低くなります。

介護職員処遇改善加算の手当は以下の通りです。

加算Ⅰ:月額37,000円相当
加算Ⅱ:月額27,000円相当
加算Ⅲ:月額15,000円相当
加算Ⅳ:月額13,500円相当
加算Ⅴ:月額12,000円相当 

月額最大3万7千円相当の手当が貰えます。

まずは自分の職場がどの加算を算定しているのか確認してみることをお勧めします。

この加算の手当は配分の仕方が明確になっていないので、

加算Ⅰを算定している職場でも月額3万7千円を貰えない場合があります。

もし自分の職場の介護職員処遇改善加算の手当に不満がある場合は改善してみるといいかもしれません。

なお、加算Ⅳ、Ⅴは間もなく廃止されるので注意してください。

ボーナスが少ない

年間ボーナス、賞与というのは一般的に基本給の3、4ヶ月分であることが多いです。

なので、自分の職場の基本給が平均より低い場合や、基本給の3、4ヶ月分より基準が低い場合(基本給の1カ月分など)はボーナスが低くなります。

そして、介護職の給料が安いという不満につながります

まずは自分の職場の基本給を平均と比べてみると分かりやすいです。

表の通り、介護職の平均的な基本給は18万程度です。

自分の基本給がこれより、著しく低い場合は改善した方が良さそうです。

そして、ボーナスの基準が基本給の3、4カ月分より著しく低い場合も検討した方が良さそうです。


これらの原因で介護職の給料が安いという意見が多いと考えられます。

スポンサードサーチ

介護職の給料を改善するには

ここまで手当が貰えない場合や、介護職員処遇改善加算の手当が少ない場合、ボーナスが少ない場合は改善することをお勧めしてきました。

次に、給料を改善する方法を具体的に紹介していきます。

給料を改善する方法はおもに2つです。

  • 職場の給与を改善する
  • 適切な給与を貰える職場で働く

それぞれ解説します。

職場の給与を改善する

給料が明らかに低く、不当である場合は改善してもらうよう行動することです。

具体的には職場の経営状況などから、正当な給料を算出し、上司や本部に提示すればいいです。

夜勤手当や介護職員処遇改善加算の手当が平均より少ない場合はそこも訴求するべきです。

もし職場に労働組合があれば、そこに所属し活動してみるといいかもしれません。

なければ創設するのもいいかもです。

ただ、これらの行動は上司や本部との軋轢につながる場合があり、

精神的な負担も大きいです。

確実に給料が上がるという保証もないので注意です。

適切な給与を貰える職場で働く

夜勤手当や資格手当、介護職員処遇改善加算の手当、ボーナスなどを平均程度貰える職場に転職して働く方法です。

この条件を満たせば介護職の平均的な介護職の給料を貰うことが出来ます。

給料を改善する為に転職するのは良い事なのか疑問に感じる人もいるかもしれません。

しかし、労働は給料を得る為に行うものでもあるので、給料に不満があるから辞めるというのは決して間違った行動ではありません

平均以上の給料を得られる職場を探すのは簡単で

優良求人を多く扱う、大手の求人、転職サイトを利用すれば、簡単に見つかります。

求人転職サイト専属の転職エージェントに相談すればより確実だと思います。

人気記事 介護士におすすめの求人・転職サイト4選

結論

介護職の給料が安いという訴えが無くならないのは、手当やボーナスが十分に貰えないことが原因であると考えます。

これらを改善することで平均以上の給料を得られる可能性があります。

最後は自分の行動次第なので頑張ってみてください。

-介護
-, , , ,

関連記事

【朗報】介護士不足がチャンスである理由【早い者勝ちです】

介護士不足をニュースで知っている人も多いと思います。 ネガティブなイメージですが、この先介護士になる人や介護士として働く人にとってはチャンスでもあります。 このチャンスを活かすために、介護士にとって介護士不足がチャンスである理由を紹介してい …

介護職が高給って本当?【答え:事実です】

介護職の給料は安いイメージがあるけど 最近の介護職は給料が上がっていて、いわゆる高給と聞くけど、本当なのだろうか。 介護職の給料が高い職場や分野はどこだろうか。 こんな疑問にお答えします。 スポンサードサーチ 目次1 介護職の給料は高給にな …

勤続10年の介護士が貰える手当はどうなった?結局、誰が貰える?

勤続10年以上の経験技術ある介護福祉士が貰えるとされていた特定処遇改善加算がついに始まりました。 結局、この加算はどうなったのか。 どんな人が手当を貰える事になったのか。 詳しく解説していきます。 スポンサードサーチ 目次1 手当をもらえる …

特定処遇改善加算を貰う方法や算定要件を紹介

今年10月から始まる特定処遇改善加算を貰う方法や算定要件をまとめていきます。 特定処遇改善加算は介護士の年収が440万円以上になる加算です。 ぜひ目指していきたいですね。 スポンサードサーチ 目次1 特定処遇改善加算を貰う方法2 特定処遇改 …

介護士におすすめの求人・転職サイト4選

「条件の良い介護の職場に就職、転職をしたいので介護士におすすめの求人、転職サイトを知りたい。条件の良い求人の選び方を知りたい 」 この悩みを解決していきます。 スポンサードサーチ 目次1 介護士におすすめの求人・転職サイト4選2 条件の良い …

みなと
作業療法士や居宅介護事業所の運営、余剰資金での株式投資で生計をたてています。

このブログでは生活や仕事のお役立ち情報。

介護や医療、リハビリの悩みを解決する情報をまとめています。

>>YouTubeはこちら