介護士は底辺職だといわれている時代がありました。
給料が安く、身体的、精神的につらい仕事だったからです。
ですが、今では底辺職とはとても言えない、大変おすすめできる職業になりました。
この理由を紹介していきます。
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目次
介護士の給料が高くなったから底辺職ではなくなった

介護士が底辺職でないと言える一番の理由は、給料が高くなったことです。
介護士は今年(2019年)の10月から、
資格や経験技術がある介護士の方の年収が440万円以上になる制度が始まります。(特定処遇改善加算と言います)
年収440万円以上とは、日本の平均年収より高い金額です。
なので、介護士の給料は日本の平均年収より高い大変魅力的な額になっています。
繰り返しますが、年収440万円以上をもらうためにはいくつかの資格や経験技術が必要です。
資格をとるためには10万以上のお金が必要ですが、かいご畑という無料で利用できる求人サイトに登録すれば資格を取るための補助がもらえます。
つまり、年収を440万円以上にするために必要ないくつかの資格を無料で取得できるので、大変おすすめです。
年収440万円をもらえる特定処遇改善加算については以下のリンクをごらんください。
介護士の仕事が身体的に辛くなくなってきたから底辺職ではなくなった

これも底辺職ではないといえる理由の一つです。
介護士の身体的なつらさはいくつかあります。
重い体の利用者さんを持ち上げたり、転ぶ危険のある利用者さんの部屋からナースコールなどが鳴ると、走ってむかえに行ったりなどがあげられます。
しかし、これらはどんどん改善されています。
簡単に言うと、技術の発展により介護士の身体的負担を負担を軽減してくれる機械、ロボットが増えたからです。
介護用のリフトを使えば介護士が利用者さんを持ち上げなくてよいです。
サイバーダイン社のHALという機械は利用者さんを持ち上げる手伝いをしてくれます。
ネオスケアという機械は、お部屋で立ち上がる利用者さんが転ぶ危険があるかを判断してくれます。
意識の高い介護施設はこのような介護士を助ける機械を揃えてくれています。
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精神的につらい仕事でなくなってきたから

介護士が精神的につらい理由として
認知症のある利用者さんから、暴言暴行を受けることや、突然立ち上がり、転ばせてしまうリスクがあって、精神的につらいという意見があります。
しかし、現在は暴言暴行、突然の立ち上がりなどの認知症の症状を抑える方法が確立されてきています。
例えば、薬の処方による治療や、水分摂取量や運動量を管理することです。
これらを行うことが、認知症の症状を抑える効果が大きいとされていて、この先進的な取り組みを行っている介護施設がどんどん広がっています。
これで精神的なつらさは緩和されますし、こういった先進的な取り組みをすることで、介護の仕事に誇りを持つことができると思います。
給料が高くなり、身体的な負担や精神的な負担が少なくなってきた理由から、介護士は底辺職ではなく、おすすめできる仕事になったといえます。
底辺職レベルの職場は残っているので注意

介護士はおすすめできる職業です。
しかし、介護施設によっては、給料を高くすることのできない場合や、身体的負担を軽減するための介護機械を用意していない職場、精神的負担を軽減するための取り組みを行っていない職場があります。
このような質の低い職場ではいわゆる底辺職レベルの仕事をさせられてしまいます。
そして、これから先は質の低い職場、介護施設は倒産していく時代です。
なので、このような職場、介護施設は絶対に避けましょう。
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底辺職レベルの職場を避ける方法は簡単です
底辺職レベルの職場を避け、給料が高くなり、身体的、精神的負担を軽減してくれる職場に就職する方法は簡単です。
大手の求人、転職サイトを利用すればいいだけです。
大手の求人、転職サイトであれば求人情報に、給料を高くする制度(特定処遇改善加算)を導入してあるか記載しています。
さらに、求人、転職サイトには転職エージェントという、転職のプロがサポートしてくれます。
今回の場合で言うと、身体的、精神的負担を軽減する取り組みをしている職場を転職エージェントが代わりに調べてくれます。
もちろん求人、転職サイトは無料で利用できます。
なので、底辺職レベルの職場を避ける方法は簡単だと断言できます。
- 介護専門求人サイト かいご畑
※全国で利用でき、資格の取得を無償サポートしてくれます
- 介護の求人・転職・募集なら【きらケア】
※サポートが手厚く、良質な求人が豊富です
- MC─介護のお仕事
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結論
介護士が底辺職だったのは昔の話で、現在は大変おすすめできる仕事です。
いまも底辺職レベルの職場は残っていますが、その職場を避けるのは簡単です。
介護士になるか迷っている人はぜひ介護士を目指してください。