介護福祉士は医療福祉業界で最も将来性の高い職業です。
介護職として働くうえで必ず取得したい介護福祉士の国家試験の受験資格や
試験概要、国家試験対策の方法を紹介していきます。
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目次
はじめに

繰り返しますが、介護福祉士は将来性の高い職業で、
取得するメリットも多いです。
メリットがいま一つ把握できていない方は以下のリンクを見てみてください。
⇒⇒【介護士の平均年収について】誰でもできる年収を100万円上げる方法
介護福祉士国家試験の受験資格
就職して、働きながら受験資格を得る方法と、進学して受験資格を得る方法があります。
ここでは働きながら受験資格を得る方法を紹介していきます。
- 従業期間3年(1095日)以上かつ従事日数540日以上
- 介護職員実務者研修を修了する
この二つの条件を満たすことで、介護福祉士国家試験の受験資格を得ることができます。
従業期間3年以上かつ従事日数540日以上
実務経験の対象となる施設での従業期間を指します。
育休、産休中などの休暇期間も含まれます。
雇用契約に基づき実際の介護職に従事した日数の条件も満たす必要があります。
条件を満たしているかは職場に確認すれば簡単に分かります。
条件を満たしていれば、職場から従事した証明書を発行してもらいます。
なお、複数の事業所で働いている方は複数の事業所から証明書をもらわないといけません。
また、1日に複数の事業所で働いたとしても、従事日数は1日と計算されます。
介護職員実務者研修を修了する
介護職員実務者研修は各地の各団体が主催する研修です。
こちらを受講し、修了しなければ介護福祉士の受験資格は得られません。
実務者研修は介護福祉士の受験資格以外にも、資格手当による給与アップや、
サービス提供責任者という役職につけるようになるメリットがあるので、ぜひ修了しておきたいです。
介護職員実務者研修は受講料が数万~十数万円かかります。
受講料は高額ですが事業所次第では、受講料を負担してくれることも多いようです。
就職で受験資格を得る方法は以上です。
介護福祉士の養成施設へ進学した場合は、卒業が確定すると同時に受験資格を得ることができます。
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介護福祉士国家試験の試験概要

介護福祉士国家試験の合格率や試験日、勉強の方法などを紹介していきます。
介護福祉士国家試験の合格率
前回の国家試験合格率は
73.7 %
厚生労働省HP
ここ数年は合格率70%で経過しています。
介護福祉士は国から必要とされている職業ですので、難易度が著しく上がることはないと思われます。
筆記試験について
介護福祉士の国家試験は例年1月下旬に筆記試験が実施されます。
次回(第32回)の介護福祉士国家試験は、
令和2年1月26日(日曜日)です。
試験会場は、
北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
以上34会場です。
詳しくは各都道府県のHPをご覧ください。
実技試験について
介護福祉士の国家資格を得る為には実技試験が必要な場合もあります。
ただし、現在の養成施設卒業者や就職して国家資格を取る方は必要ありません。
実技試験が必要になるのは、ごく限られた場合だけですので、詳しくはこちらのリンクをご覧ください。
実技試験日は令和2年3月1日(日曜日)です。
試験会場は東京都、大阪府になります。
国家試験対策
国家試験に合格する為には勉強が必要です。
勉強は独学で十分可能です。
おすすめの勉強法は過去問を解きつつ、理解していき試験の傾向や要点を理解していく方法です。
なので、試験対策に必要なテキストは過去問のテキストくらいです。
詳しくはこちらのリンクの勉強法を応用してみてください。
また、法人や事業所次第では国家試験対策の講義を無償で行ってくれることもあるようです。

まとめ
今回は介護福祉士国家試験の受験資格や試験概要をまとめました。
職場次第では、ほぼ無償で介護福祉士の資格を取得することができるようです。
有償でも、それ以上のリターンが得られる資格なので、ぜひ取得してみてください。